近ごろ、「無添加プロテイン」を選ぶ人が増えています。
人工甘味料や保存料、香料などの食品添加物を使わず、素材本来の味や栄養を生かしたプロテインは、食品への安全性や健康を気にする方に人気です。
しかし、あなたが選んだそのプロテインは、本当の意味で「無添加」でしょうか?
この記事では、まず無添加プロテインとは何かを説明し、そのメリットや選び方について解説します。
おすすめの無添加プロテイン15選もご紹介しますので、安心して続けられる商品選びの参考にしてください!
- 無添加プロテインとは何か
- プロテインによく使われている食品添加物の種類
- 飲むメリット
- 選び方の基準
- 無添加プロテインのおすすめ15選
- 無添加プロテインの落とし穴
無添加プロテインのおすすめ15選
「無添加」と表記があっても、何が無添加なのかは商品によって異なります。ここでは「完全無添加」「食品添加物不使用」「人工甘味料不使用」のおすすめプロテイン一覧を紹介します。
完全無添加 | 完全無添加 | 完全無添加 | 完全無添加 | 完全無添加 | 食品添加物不使用 | 食品添加物不使用 | 食品添加物不使用 | 食品添加物不使用 | 食品添加物不使用 | 人工甘味料不使用 | 人工甘味料不使用 | 人工甘味料不使用 | 人工甘味料不使用 | 人工甘味料不使用 |
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ビーレジェンド ホエイ プロテイン GENMATSU 1kg | NICHIGA SCU ホエイプロテイン 1kg | LOHAStyle グラスフェッド プロテイン プレーン 1kg | MAD PROTEIN ソイプロテイン 1kg | KOSEI ナチュラル ソイプロテイン 1kg | 夜久野物産 ブラックソイプロテイン 420g | オーガライフ 大地のめぐみ素美人 250g | Nature Protein 玄My ライスプロテイン 600g | 九州アミノシェイク 250g | MURO 米麹と大豆のナチュラルプロテイン 300g | FIXIT FEEL NATURAL グラスフェッドプロテイン 1kg | グロング ソイプロテイン 1kg | ザバス ホエイプロテイン100 980g | MAD PROTEIN ホエイプロテイン 1kg | バズーカニュートリション ホエイ プロテイン 900g |
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無添加プロテインとは?

厳密に「無添加プロテイン」の定義は存在しません。
一般的に「無添加」と言われているものは、「食品添加物1が、原材料の産地から最終加工食品の完成までの一切の工程で使用されていないこと」を指します。
具体的には、保存料、着色料、香料、甘味料などの食品添加物が含まれていない状態です。
一般的なプロテインには、飲みやすくするためや、見た目・香りを良くするために、さまざまな添加物が使われています。無添加プロテインは、それらを極力排除し、よりシンプルな原材料で作られてものをいいます。
プロテインによく使われている食品添加物の種類

プロテインに含まれる代表的な食品添加物には、以下のようなものがあります。より添加物を排除したプロテインを選びたい方は、パッケージや表示に記載がないか確認しましょう。
甘味料
甘味料は、ステビアなど天然由来のものであっても食品添加物に該当します。
人工甘味料は少量で甘みをつけることができ低カロリーですが、後味に苦みが残ると感じることもあります。また、腸内フローラの乱れの原因になるなど、人体に与える影響が複数報告されています。
香料
チョコやバニラなど、風味を加えるために使用されています。
天然由来のものと、化学的に作られた合成香料があります。原料によってはブレンドさているため、表示だけでは判断が難しいです。
着色料
見た目を鮮やかにするための成分です。
自然由来の色素(カカオや抹茶)と合成着色料があり、香料と同様、複数の着色成分を一括でまとめて表記している場合があります。
保存料
長期保存や品質保持のために添加される成分です。
特に水分量の多い製品や液体タイプに使われることがあります。
増粘剤・安定剤・乳化剤
製品のなめらかさや、口当たり、泡立ちを防ぐために使用されています。
天然由来のものも比較的多いですが、発酵工程や加工により「人工添加物」扱いになることがあります。
無添加プロテインを飲むメリット

前提として、食品添加物=身体に悪い、というわけではありません。
天然由来のものであっても「食品添加物」に該当します。
厚生労働大臣が安全性評価に基づいて指定しており、摂取する量をきちんと守れば問題ないと言われています。
ただし、アレルギー体質の方や、余計な化学物質を避けたい人は、しっかりと表示を確認し、成分の内容についても理解をするのがベストでしょう。
安心感がある
食品添加物をはじめ、余計なものを排除しているため、「身体に入れるものはできるだけ明確にしたい」という健康意識が高い方でも、安心感をもってタンパク質を摂取できます。
アレルギーなど身体へのリスク軽減
人工の添加物は少量であれば健康被害はないとされていますが、香料や保存料、着色料の中には、アレルギー反応や胃腸への負担を引き起こす可能性がある成分も存在します。
無添加プロテインは余計な成分を含まないため、アレルギー体質の方や敏感な方も、安心して飲みやすいです。
素材本来の味が楽しめる
人工甘味料や香料を加えないことで、原料そのものの風味を味わえます。ミルク由来のやさしい甘さ、大豆の香ばしさなど、自然な味わいが好きな方には魅力的です。
ナチュラル志向・クリーンな食生活にマッチ
食事全体を「できるだけ自然なものにする」ナチュラル志向の方にとって、無添加プロテインはライフスタイルにもフィットするでしょう。
さらに、配合原料をオーガニックなどにこだわることで、より自然由来のプロテインを選択することができます。
無添加プロテインの選び方

無添加と一口にいっても、メーカーや商品ごとに基準が異なります。選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
どの添加物が不使用かで選ぶ
「無添加」と書いてあっても、一部の添加物を使用している場合があります。
何が無添加なのか、パッケージや裏の食品添加物表示を見て、人工保存料・着色料・香料・増粘剤などが含まれていないか確認しましょう。
人工甘味料不使用かで選ぶ
甘味料自体は、天然由来であっても食品添加物に該当します。
人工甘味料はカロリーが低い反面、味の好みや健康への影響を気にする人もいます。ステビアや羅漢果などの天然甘味料を使ったものや、甘み自体を加えないプロテインをおすすめします。
価格と内容量のバランスで選ぶ
無添加プロテインの中には、原料や製造にこだわった結果、一般的なプロテインよりやや高い場合があります。
1食あたりのコストを計算し、継続しやすい価格帯を選びましょう。1食あたり150円前後を目安にすると良いでしょう。(※2025年8月時点)
第三者機関の検査・認証があるかで選ぶ
有機JAS認証、Informed Choice、NSFなど、第三者機関による検査・認証を受けていると、品質や安全性の信頼度が高まるでしょう。
無添加プロテインのおすすめ15選
「無添加」と記載があっても、何が無添加なのかは商品によって異なります。
ここでは、「完全無添加」「食品添加物無添加」「人工甘味料無添加」の3つに分けて、おすすめのプロテイン商品を紹介します。
完全無添加のプロテイン5選
タンパク質原料以外を完全に使用していない、原末のみのプロテインです。スキムミルクのような味で、乳化剤も使用していないため、泡立ちがしやすいです。余計なものは、極力摂取したくないという人におすすめです。
食品添加物不使用のプロテイン5選
甘さやフレーバーがありつつ、食品添加物不使用のプロテインをご紹介します。中には、オーガニックの原料にこだわったものもあります。
1食あたりのタンパク質摂取量が、一般的なプロテインに比べて少なめの商品が多いため、牛乳や豆乳で割って飲むと、よりタンパク質が摂取できます。
人工甘味料不使用のプロテイン5選
完全無添加・食品添加物不使用のプロテイン選ぶほど、こだわりはってはいないが、後に残る甘みは苦手という方に、人工甘味料不使用プロテインを紹介します。
フレーバーも豊富で、比較的コスパも良いため、無添加プロテインの入門として、選んでみるのも良いでしょう。
「無添加」の落とし穴

加工助剤、キャリーオーバーは食品表示に記載はされない
加工助剤2、キャリーオーバー3として使用した原料は、パッケージに「無添加」と表示することができません。
ただし、食品表示に記載がない=製造工程においても一切使用されていない、ということではありません。もし気になるという方は、メーカーや販売先に直接問い合わせることをおすすめします。
まとめ
無添加プロテインは、一般的には人工甘味料や香料、保存料などを使わず、素材の力をそのまま活かしたプロテインのことをいいます。
自分の身体とライフスタイルに合うプロテインを見つけて、健康的な毎日をサポートしましょう。
注釈