
ガリガリの体を見せるのが恥ずかしい

どれだけ食べても太れない…
ダイエッターから見ると羨ましい悩みですが、痩せている人にとっては深刻な問題です。
そのお悩みに、たんぱく子がお答えします!
太るには「とにかく食べる」だけはダメです。栄養バランスや食事の回数を工夫することも大切ですが、そもそも食が細い人・偏食な人は、これが1番のハードルなことも。
そんな人におすすめなのが、増量専用プロテイン「ウエイトゲイナー」。

一般的なプロテインより炭水化物が多い、もしくは脂質が多く高カロリーなので、少量でも効率よく「太るための栄養」を補給できます。
この記事では、ウエイトゲイナーの選び方と、おすすめ商品をわかりやすく紹介。読めば、ウエイトゲイナーで“脱ガリガリ”スタートです
次に会う人に「なんか体つき変わった?」って言われる日も、そう遠くないかもしれません。
- 痩せている人が太れない理由
- 健康的に太る方法
- 増量用プロテイン「ウエイトゲイナー」の選び方とおすすめ10商品
痩せている人が、太れない理由

「ちゃんと食べてるのに全然太れない…」という人には、いくつかの共通点があります。まずは、太れない原因を知ることから始めましょう。
摂取カロリーが消費カロリーを上回っていない

太るには「摂取カロリー > 消費カロリー」にすることが絶対条件。
しかし意外と多いのが、「食べてるつもり」でも、実際には消費カロリーのほうが上回っているケースです。
体は維持するだけでもエネルギーを使っているので、胃の容量が少なくてすぐおなかいっぱいになる人、運動をしている人、基礎代謝が高い人は、1日3食では足りないこともあります。
太れない体質(ハードゲイナー)
このタイプにはいくつかの要因がありますが、多くは生まれつき基礎代謝が高く、食べたエネルギーをすぐに消費してしまうことが特徴です。
また、胃腸が弱く脂っぽいものを食べるとすぐお腹を壊してしまう人は、栄養を十分に吸収できず、体重が減ってしまう傾向があります。その結果、筋肉をつくるために必要な栄養が不足し、トレーニングをしても筋肉がつきにくい状態に。
筋肉量が少ないと代謝バランスが乱れやすく、体調不良につながることもあります。
バランス良く栄養素を摂取できていない

食べる量だけではなく、「好きなものだけ食べる」「炭水化物中心」など、偏った食事も太れない原因です。
しっかりした体を作るには、たんぱく質・脂質・炭水化物をバランスよく摂ることが大切です。
運動をしない
運動をしないと、摂った栄養が筋肉に変わらず、見た目がガリガリだったり、反対に「隠れ肥満」になることも。
健康的に太るためには、バランスのとれた食事と適度な運動をセットで続けることが大切です。
日常の中で軽い筋トレやストレッチを習慣化し、健康的な「体づくり」を心がけましょう。
健康的に太る方法
無理やり食べるだけでは、胃腸を壊したり、脂肪ばかり増えたりしてしまいます。ポイントは“健康的に”体重を増やすこと。そのためのコツを紹介します。
食事のカロリー・回数を増やす

1回の食事量を増やすのが難しい人や、お腹を壊しやすい人は、食べる回数を増やしましょう。
「1日3食+間食2回」など、小分けで摂ると胃への負担も少なく、摂取カロリーを自然に増やせます。
バランス良く栄養を摂る
太るためには、炭水化物と脂質に加えて、「たんぱく質」も欠かせません。
筋肉をつくる材料になるため、増量中でも高たんぱくを意識しましょう。
食べる量を増やして、適度な運動をする

食べるだけでは「脂肪太り」になりがち。
スクワットや腕立てなどの筋トレ、軽いランニングを取り入れることで、見た目にハリのある体を目指せます。
プロテインを活用する
食が細い人や、激しい運動で消費カロリーが多い人におすすめなのが、増量用プロテイン「ウエイトゲイナー」です。
1杯でご飯1~2杯分のカロリーを摂取でき、たんぱく質もしっかり補えます。
通常の食事にプラスして、おやつ感覚で手軽に飲めるため、無理なく続けやすいのが魅力です。
増量用プロテイン「ウエイトゲイナー」の選び方

「増量用プロテインなんて初めて聞いた!」「どれを選べばいいのかわからない」という人のために、ウエイトゲイナー選びの3つのポイントを紹介します。
炭水化物・たんぱく質・カロリーのバランスで選ぶ
理想的なバランスは、たんぱく質:炭水化物=1:2~3。
1食あたり200kcal以上を目安に、目的に合ったカロリー量を選びましょう。
低GIや添加物の有無で選ぶ
太るといっても、血糖値を急上昇させるのはNG。
低GI(血糖値が上がりにくい)タイプなら、血糖値の急激な上下が起こらず、健康的な増量が可能です。
また、アレルギーや胃腸の負担を考慮するなら、人工甘味料や着色料など添加物をチェックしてから商品を購入しましょう。
溶けやすい・飲みやすい・コスパが良いものを選ぶ
いくら栄養価が高くても、飲みにくければ続けられません。
美味しく飲むには、ダマになりにくく、好みのフレーバーが揃っているものを選ぶのがポイントです。
毎日飲む場合は、コスパも重要です。1食あたり300円前後を目安に選ぶと、無理なく続けやすいでしょう。
太りたい人におすすめの、プロテイン・ウエイトゲイナー8選
8商品を徹底比較!
ウエイトゲイナーで重要なのは、カロリー、たんぱく質、脂質、炭水化物がどれぐらい配分されているかです。
しかし、ウエイトゲイナーは各メーカーが指定している「1食あたりの摂取量」にかなりの違いがあります。
そこで、人気の8商品について、100g当たりの配合量を表に比較してみました。特に含有量の多い数値・低価格を色がけしています。
この数値をもとに、それぞれのおすすめポイントを紹介します!
| ウエイトゲイナー8商品比較表(100gあたり) | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| メーカー名 | ![]() Grong | ![]() OgarMade | ![]() BULKSPORT | ![]() Kentai | ![]() THE PROTEIN | ![]() Myprotein | ![]() HALEO | ![]() Power Production |
| エネルギー (kcal) | 383 | 415 | 432 | 393 | 398 | 388 | 363 | 375 |
| たんぱく質 (g) | 20 | 34 | 27 | 20 | 15.4 | 31.3 | 27 | 38 |
| 脂質 (g) | 2.7 | 9.2 | 8.4 | 3.3 | 2.8 | 6.2 | 0.8 | 4.1 |
| 炭水化物 (g) | 71 | 48 | 61 | 71 | 39 | 50 | 65 | 51 |
| 価格 (円) | 296 | 292 | 454 | 343 | 348 | 245 | 450 | 453 |
初心者におすすめ!バランスタイプの【GronG ウエイトゲイナープロテイン 1 kg】

- 糖質:たんぱく質を3:1のバランスで設計し、効率よく吸収できる
- ビタミン11種(A・B1・B2・B6・B12・C・Dなど)を配合
- リニューアルしたことで、ダマ残りが約75%もダウン!(従来品比較)
- 1食あたりのエネルギーとたんぱく質量が、他の商品と比べて少ない
- 400kcalほど摂ろうとすると、かなりの水分摂取が必要
| 1食あたりの栄養成分(30g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 115kcal | 6g | 0.8g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 21.2g | ビタミン11種 | 89円 |
がっつりカロリーと栄養を摂るなら【OgarMade ウエイトゲイナー 1kg】

- 1食あたり415kcal、たんぱく質34g配合
- 人工甘味料不使用で、自然な甘み
- チョコレート味は、厳選したガーナ産のカカオ豆を使用
- 1杯あたりの量が多いため、胃への負担がかかる場合あり
- 少しダマが残る
| 1食あたりの栄養成分(100g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 415kcal | 34g | 9.2g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 48g | ー | 292円 |
効率的に太るエネルギーをチャージしたいなら【BULKSPORT リーンゲイナー 1kg】

- 1食で約300 kcal・たんぱく質19gが摂取可能
- てん菜由来のパラチノースを使用しており、低GIカーボ。長時間安定的なエネルギー補給が可能
- 中鎖脂肪酸(MCT)使用で、一般的な油に含まれる脂肪酸と比べ、短時間でエネルギーに分解してくれる
- 1食あたり70 gと粉量が多めなので、少食の人には負担になる可能性あり
- 100gあたりの価格が高い
| 1食あたりの栄養成分(70g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 302kcal | 19.2g | 5.9g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 43g | ー | 318円 |
バランスタイプに栄養素をプラスしたいなら【Kentai ウェイトゲインアドバンス 1kg 】

- ホエイ+カゼインのWたんぱく配合で、吸収が長続きする
- マルトデキストリン+果糖のWカーボ配合で、素早くエネルギーが補給できる
- ビタミン11種とミネラル配合で、トレーニーに必要な栄養素を補強
- 1食あたりのたんぱく質量が約5.9 g・エネルギー118 kcalで、増量用としては少ない
- 一般的な増量用というよりは、トレーニーの栄養吸収効率UP向き
| 1食あたりの栄養成分(30g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 118kcal | 5.9g | 1.0g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 21.3g | ビタミン11種+ミネラル | 103円 |
エネルギー>炭水化物を優先するなら【THE PROTEIN ウエイトゲイナープロテイン 1kg】

- 1食あたり約200 kcalあって、無理なくカロリーが摂れる
- ビタミン11種配合で、増量中の栄養バランスにも配慮
- 4フレーバー展開とバリエーションがあって、自分の好みの味が見つけやすい
- たんぱく質と糖質の比率が約1:4と、たんぱく質の量が少ない
| 1食あたりの栄養成分(50g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 199kcal | 7.7g | 1.4g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 38.8g | ビタミン11種 | 174円 |
コスパとたんぱく質量を重視する人なら【Myprotein ウエイトゲイナーブレンド 1kg】

- 味のバリエーションが多く、好みに合わせて継続しやすい
- 公式サイトでは、頻繁にセールを実施しており、お得に購入できる
- 吸収速度の違うホエイ2種類を配合
- 1食あたり100 gの量設定のため、多すぎると感じる人も
- オーツ麦が入っており、食べ応えどっしりのため、少食の人には厳しい
| 1食あたりの栄養成分(100g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 388kcal | 31.3g | 6.2g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 50g | ー | 245円 |
脂質を抑えて増量するアスリート向けなら【HALEO CHASE 3kg】

- 高純度のたんぱく質WPIをベースに設計
- マルトデキストリン、パラチノース、トレハロースの吸収速度がそれぞれ異なる3種類の炭水化物を配合することで、持続的にエネルギーを供給することができる
- 食物繊維、穀物発酵エキス、乳酸菌を配合することで、体スッキリをサポート
- WPIを使用しているが、たんぱく質量は1食21.9gとやや少なめ
- 1食80gと量が多いため、胃腸が弱い人などは負担になる可能性も
| 1食あたりの栄養成分(80g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 290kcal | 21.9g | 0.6g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 52g | 食物繊維、乳酸菌、酵素 | 360円 |
たんぱく質量を1番多く摂りたいなら【Power Production マックスロード ウエイトアップ 3kg】

- たんぱく質:脂質:炭水化物=4:1:5の割合で配合
- ベースは、吸収速度の異なる3種(ホエイ、カゼイン、大豆)のたんぱく質を使用
- 糖質は、2種類(パラチノース、マルトデキストリン)を使用
- 脂質は、エネルギーになりやすい中鎖脂肪酸油を使用
- 高密度に濃縮した乳酸菌EC-12(殺菌)を、1食あたり約1000億個配合
| 1食あたりの栄養成分(63g) | ||
|---|---|---|
| エネルギー | タンパク質 | 脂質 |
| 236kcal | 23.7g | 2.6g |
| 炭水化物 | 栄養素 | 価格(1食) |
| 32g | ビタミン、乳酸菌 | 286円 |
ウエイトゲイナーの飲み方

通常のプロテインは、余分な脂質を抑えるため、水で割って飲む人も多いと思います。
しかし、ウエイトゲイナーはしっかりカロリーや栄養を摂るために、水ではなく牛乳や豆乳で割るのがおすすめです。
牛乳で割れば、1杯あたりのカロリーがぐっと増えて、たんぱく質やカルシウムも同時に補えます。
豆乳なら植物性たんぱく質やイソフラボンを追加でき、まろやかな飲み口で満足感もアップ。
増量目的なら、こうした“プラス栄養”を意識して飲み方を工夫することで、より効率よく体づくりをサポートできます。
まとめ
「太りたいのに太れない…」と悩む人にこそ、増量用プロテイン『ウエイトゲイナー』は強い味方です!
しかし、ウエイトゲイナーにも様々なタイプがあるため、自分に合ったタイプを選びましょう。
- ウエイトゲイナーは、通常のプロテインより1杯あたりのエネルギー量が多いが、たんぱく質量は通常より少ない場合が多い
- メーカーによって、1食に必要なプロテイン量に大きく差がある
- 少食の場合は、1食あたり100~200kcalのものを、何回か摂取するのがおすすめ
- 1食で高エネルギー・栄養素を摂取できるタイプは、胃腸に負担がかかる場合もあるので注意が必要
- 1食でより多くの栄養素を摂取したいなら、水ではなく牛乳で割るのがおすすめ
毎日の食事に1杯プラスするだけで、少しずつ体つきが変わっていきます。
もちろん、飲むだけでなく、適度な運動と栄養バランスの摂れた食事も継続することが大切です。
ウエイトゲイナーを上手に取り入れて、焦らず健康的に“脱ガリガリ”への一歩を踏み出しましょう!

