プロテインは、女性の美容や健康、ダイエットをサポートする心強い栄養補助食品です。
「アスリートやトレーナーのもの」というイメージが強くありますが、実はタンパク質は筋肉だけでなく、臓器・皮膚・髪・ホルモンなど、身体のあらゆる部分に関わっています。
この記事では、女性にとってのプロテイン摂取のメリットとその理由をわかりやすく解説。
さらに、初心者でも選びやすいポイントとおすすめ商品もご紹介します。
- 女性がプロテインを摂ると得られる効果
- プロテインの種類
- 活用法に合わせたプロテインの選び方
- 目的別・女性におすすめのプロテイン10選
- プロテインを飲むタイミング
女性におすすめのプロテイン10選
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女性にうれしい!プロテインの効果

プロテインは、主にタンパク質を摂取できる栄養補助食品です。
タンパク質は、人間の身体の約5分の1を構成する重要な栄養素で、筋肉、内臓、皮膚、毛髪、爪などを形成する主要な材料となります。生命維持に不可欠な酵素などもタンパク質からできており、エネルギー源にもなっています。
これら重要な役割をもつタンパク質を摂取することは、下記のような効果が期待できます。
筋肉量アップで、燃えやすいカラダに
筋肉は、使わなければ減ってしまい、加齢とともに自然に減少していきます。
筋肉が減ると基礎代謝も落ち、太りやすく痩せにくい体質に。
プロテインでタンパク質を補い、適度な運動をすることで、筋肉を維持・増やします。
結果、基礎代謝もアップし、「太りにくい体質」に近づきます。
不調に負けないカラダづくり
タンパク質は、血液、免疫細胞の材料になる大切な栄養素です。
不足すると疲れやすい、風邪をひきやすい、肌荒れが治りにくいなどの不調が起こります。
プロテインを取り入れることで、日々の食事だけでは足りないタンパク質を効率的に補え、健康的な体を維持しやすくなります。
女性特有のゆらぎをサポートする
女性ホルモンの分泌には、バランスの良い食事・睡眠・運動が影響します。
特に40〜50代は変化の大きい時期で、気分の落ち込みや不眠、体調不良に悩む方も多いでしょう。その際、プロテインを取り入れ、効率的に栄養素を補給できます。
さらに、大豆由来のソイプロテインなら、女性ホルモンと似た働きを持つ「イソフラボン」を同時に摂取でき、女性の揺らぐ時期をやさしくサポートしてくれます。
美容効果で若々しく
コラーゲンや肌のハリを支えるエラスチンも、実はタンパク質から作られています。
タンパク質不足は、しわ・たるみ・髪のパサつきの原因に。プロテインでタンパク質を摂取することで、内側から若々しさを保つ土台作りをサポートします。
満腹感でダイエットをサポート
タンパク質は炭水化物などに比べ消化に時間がかかるため、腹持ちが良いのが特徴です。
特に、吸収がゆるやかなソイやカゼインプロテインならば、満腹感が持続しやすいため、置き換えダイエットや夜食の代わりにおすすめです。
しなやかで強い骨を目指す
タンパク質は筋肉だけでなく、骨の健康維持にも関わっています。
カルシウムやビタミンDとあわせて摂ることで、丈夫な骨づくりをサポートし、年齢を重ねても健やかさを保つことが期待できます。
特に女性は閉経後に骨の状態が変化しやすいため、30代から意識しておくと安心です。
プロテインの種類
プロテインは大きく分けて「動物性」と「植物性」の2種類。
消化のしやすさや美容への働きかけも少しずつ異なるので、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
動物性プロテイン
ホエイプロテイン | 牛乳由来。 吸収が早く、トレーニングを行う人におすすめ |
カゼインプロテイン | 牛乳由来。 ホエイに比べ吸収がゆっくりで、腹持ちが良い |
植物性プロテイン
ソイプロテイン | 大豆由来。 女性ホルモンに似た働きのイソフラボンでトータルサポート |
ピープロテイン | エンドウ豆由来。 大豆や乳製品アレルギーの方におすすめ |
ライスプロテイン | 玄米由来。 消化しやすく、お腹への負担が少ない |
ヘンププロテイン | 麻の種子由来。 食物繊維や必須脂肪酸を含むため、美容ケアをサポート |
【チェックリスト】活用法に合わせたプロテインの選び方

プロテインは活用法やライフスタイルによって選び方が変わります。あなたにおすすめのプロテインはどれか、下記でチェックしてみましょう。
☐筋トレを頑張りたいなら「タンパク質含有率の高いホエイプロテイン」

タンパク質の摂取量は、年齢や体格、運動量、運動の強度など、個人によって異なります。
特にしっかり身体を動かす人は、体重〇〇kg×1.2g~1.7gを目安にしましょう。
☐女性特有のゆらぎを整えるなら「ソイプロテイン」

女性ホルモンに似た働きを持つイソフラボンが、揺らぎ期のリズムや美容のサポートをしてくれます。
ただし、摂り過ぎには注意。健康被害の可能性があることから、1日の摂取目安量の上限が、70~75mgと定められています。
☐置き換えダイエットなら「カゼインプロテイン」

ゆっくり吸収されるので、比較的腹持ちが良く、置き換えや間食にもおすすめです。ソイプロテインでも代用できます。
☐運動をせずダイエットしたいなら「低脂質・低糖質プロテイン」

プロテイン=ヘルシーではありません。運動をしない場合は、余計な脂質やカロリーを抑えながらタンパク質を摂取しましょう。1食あたり脂質1g以下、糖質3g以下であればベストです。
☐食べ応え重視なら「バーやスナックタイプのプロテイン」

よく噛むことで食欲が抑えられ、満足感を得やすくなります。近ごろはプロテインバーだけでなく、クッキーやパンタイプも増えています。
☐飲みやすさを重視するなら「ダマになりにくいホエイプロテイン」

ダマが気になる人は、水溶性の性質をもつホエイプロテインを選びましょう。個体差はありますが、酸味の強いフレーバーはダマになりやすいという声を聞くの注意です。
☐料理やお菓子に使いたいなら「プレーンタイプのプロテイン」

味を邪魔せず、料理やスイーツに混ぜてアレンジが可能に。ただし、タンパク質は熱を加えると固まる性質があるため、温かいドリンクなどに入れる際は注意が必要です。
☐美容重視なら「 コラーゲン・乳酸菌などの栄養素配合プロテイン」

肌や髪、潤い成分の原料となるコラーゲンやヒアルロン酸配合で、美容ケアをサポート。
食物繊維・乳酸菌配合で、毎日スッキリ!
☐添加物が気になるなら「無添加・人工甘味料不使用のプロテイン」

身体に入れるものはなるべくシンプルがいい、という自然派志向の方におすすめ。味がないため、水以外で割ることで飲みやすくなります。
女性におすすめのプロテイン10選
ここからは初心者でも取り入れやすい、おすすめのプロテインを目的別に紹介します。
女性が気になる栄養素「タンパク質量」「カロリー」「脂質」「糖質」の1食分がわかる表つき。
ぜひ、あなたの好みや目的に合った商品を見つけてください。
GronG WPI ハイプロテイン 1kg

WPI使用で、タンパク質含有率が非常に高く、運動後の補給に最適。
余計な脂質や糖質を抑えつつ、吸収効率良くタンパク質を摂取できるため、筋トレ女子やボディメイクをしたい女性におすすめです。
タンパク質量 | 23g | カロリー | 94kcal |
脂質 | 0.1g | 糖質 | ー |
ULTORA ホエイダイエットプロテイン 1kg

WPIとWPCの混合タイプで、水や牛乳に溶けやすく、味のバリエーションも豊富。
シェイクやスムージーに混ぜてもダマになりにくく、プロテイン初心者でも抵抗なく取り入れられます。
タンパク質量 | 23g | カロリー | 116kcal |
脂質 | 1.4g | 糖質 | 2.8g |
MAKE BALANCE ソイプロテイン 1kg

大豆由来で、腹持ちも良く間食対策にも最適。
甘さ控えめで飲みやすく、イソフラボンや乳酸菌も摂取できるから、女性の美容と健康もサポートしてくれます。
タンパク質量 | 15g | カロリー | 73kcal |
脂質 | 0.8g | 糖質 | ー |
ULTORA スロー ダイエットプロテイン 1kg

ゆっくり吸収されるカゼイン配合で腹持ちが良く、食事の置き換えや栄養補助に最適。
各フレーバー自然由来の甘味料を使っており、優しい甘さが特徴です。
ダイエット中のおやつがわりに、楽しみながら取り入れられます。
タンパク質量 | 20g | カロリー | 113kcal |
脂質 | 1.6g | 糖質 | 4.3g |
GronG ソイプロテイン 1kg

大豆由来でイソフラボンを含み、女性特有の心身のリズムをやさしくサポート。
美容成分も含まれ、朝食や間食に取り入れることで、日常的に不足しがちなタンパク質を効率的に補給可能です。
タンパク質量 | 20g | カロリー | 92kcal |
脂質 | 0.7g | 糖質 | ー |
完全食TOKYO 完全食栄養食ホエイプロテイン 900g

食物繊維×乳酸菌×ビフィズス菌配合で菌活サポート!
タンパク質以外にも、ビタミンやミネラルも配合で、健康維持やダイエットだけでなく、美容や体内フローラを意識した女性にもおすすめ。
ヨーグルトやスムージーに混ぜてもおいしく摂取できます。
タンパク質量 | 25g | カロリー | 192kcal |
脂質 | 1.9g | 糖質 | 19.2g |
タマチャンショップ タンパクオトメ 260g

肌や髪、潤い成分の原料となるコラーゲンやヒアルロン酸を配合。
味も飲みやすく、間食や朝食に取り入れるだけで美容成分とタンパク質を同時に摂取できる、女性向けに特化した設計です。
タンパク質量 | 11g | カロリー | 56kcal |
脂質 | 0.5g | 糖質 | 1.5g |
FIXIT FEEL NATURAL グラスフェッドプロテイン 1kg

人工甘味料不使用で自然な甘み。
グラスフェッドホエイを使用しているので、余計な添加物を避けたい人にもおすすめ。
溶けやすくシェイクやスムージーに混ぜてもおいしく飲めます。
タンパク質量 | 21g | カロリー | 120kcal |
脂質 | 2.0g | 糖質 | ー |
LOHAStyle グラスフェッド プロテイン プレーン 1kg

完全無添加のプレーンタイプ。健康志向・ナチュラル志向の女性におすすめです。
料理やスイーツに混ぜてアレンジ可能で、毎日の食事に自然に取り入れやすい。
モンドセレクション受賞。
タンパク質量 | 23g | カロリー | 118kcal |
脂質 | 1.4g | 糖質 | ー |
ザバス プロテインバー 44g

小腹がすいたときにそのまま食べられるバータイプ。
外出先でも手軽にタンパク質を補給でき、忙しい女性の間食や軽食にも最適。
甘さと食感も楽しめるおやつプロテイン。
タンパク質量 | 16.8g | カロリー | 231kcal |
脂質 | 13.3g | 糖質 | 8g |
プロテインを飲むタイミング

朝食時
タンパク質を「体内に貯める」ことができないため、3食バランスよく摂取できるのが理想です。
また、筋肉は常に合成・分解を繰り返しており、睡眠時にもタンパク質は使われています。
しかし、忙しい朝にタンパク質を摂取するのは難しいため、忙しい朝でも手軽に摂取できるシェイクやスムージーがおすすめです。
運動前後
タンパク質は、運動後のリカバリー時に必要な栄養素。筋トレやヨガ、ランニングなど、運動習慣がある女性は、特に運動前後の摂取が効果的です。
運動前に軽く摂れば、エネルギー補給に。
運動後に摂るなら、ゴールデンタイムと言われている「45分以内」がおすすめです。
間食
お菓子代わりにプロテインを取り入れると、余分なカロリーを抑えつつ必要な栄養素を補給できます。
こまめな摂取で血糖値の急激な上昇を防ぐこともできるため、午後の眠気対策にもなります。
1日の終わりに
就寝中も成長ホルモンが分泌されます。
寝る前なら、ソイプロテインやカゼインプロテインのゆっくり吸収タイプがおすすめ。
胃や腸に負担を考えて、寝る30分~1時間前に摂るようにしましょう。
まとめ
プロテインは「筋肉をつけたい人専用」ではなく、女性の健康・美容・ダイエットを支える強い味方です。
- 心や身体の不調に負けないカラダづくりをサポート
- 運動ありorなし、どちらのダイエットもサポート
- 菌活生活や、キレイを保つサポート
とはいえ、プロテインを飲んだだけでは、健康や美容は手に入りません!
目的に合わせてプロテインを選び、毎日の習慣に取り入れることで、理想の体づくりの役に立たせてください。
